ブログの更新は、どうやったら続くか?

2024/05/13

ブログの更新は、どうやったら続くか?についてのお話です。

売れようとしなくて良い

私は、よくホームページの件で相談を受けます。会社のブログは、どうやったら続きますか?と聞かれますが、私は、売れようとしなくて良い。アクセスを集めようとしなくて良い。とお伝えします。

これは、会社のブログは、売れようとして書こうとすると、極端に難易度が上がるからです。だから、続かなくなるのです。

売れるためにブログが必要なのでは?

売れるようになる、集客して商品が売れるようになる、規模の大きい取引が増える、というのは、全ての事業において、魅力です。事業をするうえでは、誰もが「売れること」を目指します。当たり前で、疑問すら起きないことだと思います。

だから、売れるためにブログが必要なのでは?と思われるのもわかります。

「売れること」を目指すデメリット

しかし、「売れること」を目指すのは、デメリットもあるのです。まず、「売れること」は、簡単ではありません。私が、そう申し上げると、「誰もやったことがないことにチャレンジする意義がある」とか、「難しいからこそやりがいがある」とか、おっしゃられる方もいまが、実際やってみると続かないのです。

それでも、仕事としてと、割り切れば、1年ぐらいは、毎日、ブログの更新をできる人は、います。15年前ぐらいなら、それで、トップブロガーになれた時期もありました。しかし、今は、15年前とは、全く状況が違います。毎日、ブログを更新しても、3年続けても、ブログからアクセスを集めることは、難しくなっているのです。

広告ですら、売れるアクセスを集めるのが難しくなっている

ブログからアクセスを集めることは、難しいです。それならばと、有料のウェブ広告が話題になることも増えていますが、この有料ウェブ広告ですら、最近は、売れるアクセスを集めるのが難しくなっているのです。

売れるところには、人が集中する

ブログにしても、ウェブ広告にしても、一時期は、売れていたものも、今は、それを利用して売ることが難しくなっている。これら一連の流れは、売れるところには、人が集中するから、みんなが同じことをやって、差がつかなくなり、売れなくなる。という、需要と供給のバランスみたいなものが存在しているような気がします。

売れないなら、ブログは必要ないのでは?

今度は、ブログを頑張っても、売れない、状況なら、必要ないのでは?という話も出てきます。ですが、これは、少々気が早いです。そもそも、会社のブログの意義は、取引先や顧客が見て、安心するために書くものです。それを見たお客様が、見ましたよと声をかけてくれたり、次の商談の際に、こちらの話の理解度が高くなっていたりと、お客様とのコミニケーションツールの一つとしての役割があるのです。

だから、目の前のお客様のために、会社のやってることを伝える。伝え続けるというブログの役割は大事なのです。

お客様に、どんなことを伝えてますか?

あなたの会社は、お客様にどんなことを伝えてますか?そして、それは、伝わっていますか?

会社の理念は、なんですか?

それは、どういう意味ですか?

どんな、エピソードがありましたか?

それは、お客様に伝わりますか?伝わる言葉になっていますか?

あなたの会社は、何を提供していますか?

信頼を大切にしていますか?信頼とは、どういう意味合いですか?

それらのことを、誠実などの抽象的な言葉で伝えるのではなく、

具体的に、こういうことをしています。と、具体的な行動で伝えるのです。

お客様や、取引先に、伝えたい内容。を書き出せばいくらでも出てくる

そうやって、伝えたい内容を書き始めれば、書くことは、いくらでも出てくるものです。そこに、バズるためのネタや、話題の◯◯や、面白い見せ方などは、必要ないのです。あくまで、真剣に、仕事に関連することを、伝えるだけでよいのです。

ブログの更新は、どうやったら続くか?まとめ

ブログの更新は、どうやったら続くか?というお話でしたが、お客様や取引先に伝えたい仕事のことを書いていく、ということで、続けていけば良い。ということです。