ホームページ制作の流れ:予約システムの導入について

2024/06/13

最近のホームページは、用途が広くなり、予約フォーム、予約システム、予約アプリに連動する案件もあります。

今回は、そんな予約システムの導入について、お話します。

弊社のシステム等の導入のスタンス「先に準備しすぎない」

弊社のシステム等の導入のスタンスは、先に準備しすぎない。ことです。

まず、理解して欲しいこと

前提として、とても、大切なので、申し上げます。まず、理解していただきたいことがあります。

それは、お客様のよくある誤解についてです。お客様の誤解の一つがあります。それは、「システムさえ、しっかりしていれば、売上が上がる」というものです。

あえて、明言させていただきますが、「システムさえ良ければ、売上が上がる」ことは、ありません。

大手を見て学ぶ「システムさえ良ければ、売上が上がる」の誤り

Googleがシステムを作ったGoogleプラスは、廃業しました。メルカリが作ったシステムでヨーロッパ進出しましたが、5年で破綻しました。どちらも、売上が全く上がらなかったからです。

大企業でも、大規模なシステムを作ったにもかかわらず、売れず廃止というパターンは、いくつもあります。

中小企業なら、もっと、上げればきりがありません。

「システムさえ良ければ、売上が上がる」の誤りは、明白です。

先に準備しすぎない

「システムだけ、しっかり作っても売れない」。これらを踏まえたうえで、システムの準備を考えます。

例えば、予約のシステムで言えば、一ヶ月で数件の予約なら、システムは必要ありません。

メールフォーム、もしくは、いまどきですが電話とFAXだけで、十分です。

もちろん、システムがあれば、便利に越したことはありません。費用さえ確保できれば、良いものは、作れます。しかし、それは、本当に、今、必要ですか?ということを確認したいのです。

システムは、見えないコストもかかる

また、システムには、開発コストだけでなく、ランニングコスト、オペレーションコストなどの費用がかかります。

例えば、50万円で開発できると言っても、誰が管理するのか?誰が操作するのか?システムを安く作れても、ランニングコストは、月々10万円かかってしまったりします。

システムは、便利ではあるものの、見えないコストがかかるものです。そして、そのコストの中に、売るための営業費用は、含まれていないことにも注意が必要です。

弊社のシステム等の導入のスタンス「先に準備しすぎない」

ですから、先にシステムを準備するのではなく、現状の仕事の流れを一旦、整理するところから始めます。予約を受ける際、また、予約を確認する際、どのように行っているか?それぞれの段階で、できることはないか?考えます。

そういうふうにして、不要なものは、導入しない。必要なものだけ、必要な分、導入するというスタンスで、仕事をさせていただきます。

そうすることで、お客様に負担が無く、無理のない設計のシステムを提供できると思い行っております。