ホームページに関する間違った通念
2024/03/03
書籍「ファクトフルネス」でも紹介されていますが、医学でも間違った通念は、あります。
根拠のある論文でも、その通念が世の中に広まり、ある種の社会実験が行われます。すると、どうしても、理論に合わない事象が起きてきます。そこで、もとの通念が間違ってることが証明されていきます。そして、新しい理論が構築されていきます。
科学というのは、そうやって、アップデートしながら進化していくわけです。
ホームページにおいても、間違った通念があります。
ホームページの場合は、過去実際に通用したやり方がもととなって、様々な手法が生まれました。
例えば、キーワードを埋め込めば上位表示される。
内部のキーワード欄にキーワードを入れれば入れるほど良い。
ページは、多ければ多いほど良い。などなど、
いくつもあります。
これらは、Googleが、少しでも多くの情報が欲しい、段階だったから、通用したやり方です。
しかし、今は、正確で根拠の信頼性の高い情報を求めています。
量よりも質を重視するようになっています。
そして、Googleは、ウェブ広告で儲けを出しています。
ですから、不正確な情報、個人のブログなどは、ほとんど表示されませんし、
ウェブ広告の売上の障害になるサイトは、排除されます。
私は、お客様に、「わざとらしいサイトは、上位表示されない」と説明します。
「わざとらしい」という言葉を使うと、気を悪くされる方がいますが、ほとんどの方は、自分がわざとらしいと思わるようです。そうではなく、GoogleやGoogleの使っているAIから見て、「わざとらしい」と判定されるかどうかの話です。
先程述べたように、文章の流れ上、不自然にキーワードが多いと、読みにくくなるので、「わざとらしい」と判定されますし、内部にキーワードを埋め込んでも「わざとらしい」と判断されます。無駄なページが多くても、そうですね。
最近だと、やたらとハッシュタグを埋め込みまくるのもそれに当たります。
だから「わざとらしいサイトは、上位表示されない」ということです。
なので、良い文章というのは、普通に、お客様に伝えるような自然な文章が良いわけです。
では、どうすればよいでしょうか。
それは、Googleの検索の仕組みやシステムに目を向けるのではなく、Googleのコンセプトに目を向けてほしいのです。
Googleのコンセプトは、ずっと変わらず、利用者が喜ぶものです。
それを一言で「素晴らしいでは、足りない」と、言っています。「素晴らしいでは、足りない」ほど利用者が喜ぶもの。ということです。
そういわれると、ハードルが上がりますが、大丈夫です。
ほとんどの商売される方は、お客様がお金を出してでもあなたの会社のサービスを利用しています。
その喜び、喜んでくれた部分に注目して、ホームページに反映させるのです。
弊社では、そういうことを、お客様と一緒に考えホームページを作っていきます。
だから、反応のあるホームページになりやすいのです。