業者をコントロールしようとすると、うまくいきません。

2024/03/08

制作業をやっておりますと、様々な取引の機会があります。

なにぶん、お金が絡むことですので、言った言わないから始まり、様々な摩擦やトラブルが起きることもあります。

我々が、依頼されることもあり、また、業者にお願いする場合もありますが、

共通して、うまくいかないのは、業者をコントロールしようとするとうまくいきません。

 

ビジネスに関する人間関係については、

スティーブン・コヴィー著書の「7つの習慣」に詳しく述べられていますが、

「Win-Win or No Deal」つまり、お互いが納得していなければ、取引そのものを見送る姿勢が大事と言われています。

これは、自分が有利で相手が不利という取引も、自分が不利で相手が有利という取引も、長続きせず、いい関係にもなっていかないことを示しています。

ありがちなのは、お金を払っているからと、業者をコントロールしようとすることです。

詐欺のような営業をしてくる不誠実な業者も、ウェブ業界には、多いので、警戒してコントロールしたくなる気持ちもわからなくはないです。

しかし、その姿勢で取引を続けても、「急に業者さんが忙しくなった」「時間がかかると言われた」「連絡が取れなくなった」などの、ことが起きてきます。

これは、業者に原因があるというよりも、詐欺のような会社でないのに、コントロールするときにありがちなことです。

 

「自分は、そうされても平気だよ。」ということを基準にするのではなく、相手が、こうされたら嫌だろうな。と思うことは、せず、立場の弱い業者だったとしても、その業者が喜んでくれるように、対応すると良いかと思います。

 

今後、人手不足が深刻化します。人手がいない状態で、一番協力してくれるのは、業者です。

業者をコントロールしようとすると、うまくいきません。ことを思い出してみましょう。